[ライブレポート]男装オンリーライブ 【真・快美乱舞 其之拾玖】
2019年10月22日(火祝)
[令和元年]
この年にしか無い貴重な祝日に、『それ』は開催された・・・
男装オンリーライブ
【真・快美乱舞】
開催から5年を迎えた老舗男装オンリーライブも、今回で19回目を数えていた。
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「ライブハウス池袋mono」
お馴染みの開催地には、開場前から熱狂的な男装ファン達が列を作っていた。
始まりは『男装ジャパン・アンバサダー』、魔界の皇子「千歳」の挨拶から
と・・・
ちょっと待って!?
もしかしてあれは、V系界の超大御所バンドの方では・・・!!??
はい、サングラスをかけた千歳様でした(笑)
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まず先陣を切ったのは【真・快美乱舞】の主催となる
≪男装Cafe & Bar【ZAC】≫ https://v-zac.com/
今回初となるオリジナル曲を披露すると言う事で、本人達にも異様な緊張が伺える
はずだったのだが・・・
なにやら治安の悪そうな服装で、お酒まで持ち込んで・・・
神聖なステージでなんて事を!?
ジャスミンティーだったのね!!
客席を温める為の演出準備も欠かさない、それが彼らのスタイルなのだろう。
トリでのオリジナル曲発表にも期待している。
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続いては、快美乱舞おひさしぶりの
≪佐知≫ @C0203Sachi (Twitter)
ライブの他、ラジオ番組「みるxラジ」のパーソナリティーや舞台などでも積極的に活動している佐知の性別は、『佐知』・・・(?)
男装に捕らわれず、エンターテイナーとしての活動に信念を持つと言う気持ちの現れだろう。
出演者の中では唯一、1人での出演となるわけだが、そこに緊張など微塵も感じさせないステージだった。
佐知の魅力はビジュアル面もさることながら、何と言ってもその歌声にある。
迫力ある歌声で会場に一体感を持たせたかと思えば
繊細なバラードを美しく歌い上げる。
人柄も柔らかく、気さくな性格で
その空気感は、まさに『佐知』である。
オリジナル曲もカバー曲も関係なく、全てを自分の物にしてしまうと言う魅力溢れる歌声を、是非会場で聴いてもらいたい。
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会場は、突如としてアリスのハロウィンパーティーへと誘われた・・・
新宿歌舞伎町 男装エンターテイメントクラブ
≪Club Mistral≫ http://mistral.tokyo/
ハロウィン仕様の衣装で飛び出して来たのは
代表「きらきらり」
主任「藤堂雪名」(とうどう ゆきな)
華麗なる二人を筆頭とした、美しくも可愛らしいイケメン集団!
主任「皇城蓮」(すめらぎ れん)
主任「立夏」(りつか)
「永遠」(とわ)
「ヒカル」
「隼斗」(はやと)
「琥珀」(こはく)
総勢8名での大所帯にも関わらず、息のピッタリあったステージとお芝居を披露してくれた。
そんな中・・・
ん?進行をしていた、永遠の様子がおかしいぞ??
なんと、永遠以外のキャスト達が、本人には知らせていなかった「バースデイドッキリ」を決行したのだ!
リハーサル時もバレない様に、2通りの段取りを用意していたとは・・・
一般的なホストのイメージとは違う、心優しいイケメン達
それがこの「Mistral」!!
残念な事に、主任の雪名は活動休止に入ると言う事で、今回のステージ以降はしばらくの間お休みとなる。
またステージ上に戻って来てくれる日を、楽しみに待つとしよう。
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続いては、毎回様々な工夫を凝らした、恒例の企画コーナー
今回は
『どこ触ってるのよ!箱の中身はなんだろな?』対決!!
出演者達の意外な一面が垣間見える企画で、大いに盛り上がった。
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企画を挟んで登場したのは、セルフプロデュース男装ユニット
≪ウィズプラス≫ http://withplus.tokyo/
「篠原雪斗」(しのはら ゆきと)
「速水シンヤ」(はやみ しんや)
「斎藤大河」(さいとう たいが)
「田中貴織」(たなか きおり)
「五十嵐太郎」(いがらし たろう)
「天ヶ瀬一護」(あまがせ いちご)
真・快美乱舞では、もうお馴染みのユニットである。
おや?前方から、なんだか爽やかな風が吹いて来る様な・・・
彼らがステージ上に立つだけで、そんな錯覚に陥るのは何故だろう??
真摯なイケメンからは、やはり特別なオーラが伝わって来るとでも言うのか!?
歌やダンスは言わずもがな、彼らの魅力はそれだけでは無い!!
冠ラジオ番組「ウィズラジオ」のパーソナリティーを務める他、リーディングライブ(朗読劇)などの多方面に渡る活動を積極的に行っている為か、「舞台慣れ」と言う物が一番の強みに感じる。
特に「え?これアドリブなの??」と言う程の、クオリティの高い流れる様なMCが印象的だ。
まだまだ様々な場で、活躍し続ける彼らの今後に期待が走る!!
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そして・・・
次に登場したのは、今最も世間を騒がせている男装ユニット
≪Vipera≫ http://jackpot-pro.net/vipera.html
「優弥」(ゆうや) おっぱい大好き、愛されリーダー
「春月」(はるつき) 美の革命家にして、Sexy EmperoR
「神」(じん) 三度の飯よりホモが好きな、知的メガネキャラ
「いちる」 映画『アスリート』にも出演している、優しさと微笑みの罪深き王子
ユーモア溢れるメンバーで構成された彼らは、既に[日本クラウン]よりCDリリースを果たしている「メジャーアーティスト」!
そのステージパフォーマンスは、流石と言う他は無い。
ダンスのキレといい、歌の完成度といい、歯切れのいいMCといい・・・
全てが「Très bien」(トレビヤン)である!!
そんな彼らだが、活躍の場はライブだけでは無い。
秋葉原での男装カフェ「Vipera Cafe」や、独自のプロジェクト【終幕のヴァローナ】、個々の活動では映画やテレビ、ドラマ出演(怪談夜話「ぞくり」)等々・・・
まさにエンターテイナーと呼ぶに相応しい活躍を遂げている。
そして2019年11月27日には、なんと!!!!
歌謡曲、演歌界の大御所
『美川憲一』との新ユニットを結成するのだ!!
(美川憲一とザ・ヴァイパー)
誰もが予想しなかったトリッキーな話題を振り撒き続ける、それが≪Vipera≫
まだまだ進化し続ける彼らを、是非ステージで直接観てもらいたいものである。
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【真・快美乱舞】のトリを務めたのは、同イベントの主催
≪男装Cafe & Bar【ZAC】≫
初のオリジナル曲を披露する為、二度目の登場である。
(写真左から)
おはようからおやすみまで…(以下略) 「碧」(あお)
ゆるっとセクシー 妖艶な紫 「紫雲」(しおん)
魔界のお祭り男 「京」(きょう)
のんびりいましメガネ 「戒」(かい)
魔界のファンタジスタ 「桃也」(とうや)
遠慮がちな8頭身 「秋月」(あき)
魔性のアブノーマルしょた 「楽」(らく)
魔界の皇子 ただのイケメン 「千歳」(ちとせ)
(破天荒なラッキーボーイ 「はるお」は、お休み)
ガラッと衣装を変えての登場となった彼らの顔には、最初の登場時とは全く違う緊張の色が伺えた。。
「ゴリッゴリのV系の曲を持って来た!」と千歳談。
会場は静まり返り、いよいよオリジナル曲が流れる・・・
わ~、みんなで手を繋いで、すごくカワイイ曲☆
これって・・・
『子供向けのアニソンじゃん!!!』
と、総ツッコミはご愛敬。
一通りの「ZAC劇場」終了後に、その曲は始まった。
タイトル 【ZAC】
V系とダンスミュージックを兼ね備えたアップテンポの曲は、まさに『ZAC』のコンセプトそのものを彷彿させる様であった!
既にリリースする予定も決まっていると言うこの曲は、彼らのキラーチューンになる事、間違いない!!
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新元号となった最初の快美乱舞は、その幕を閉じた・・・
数年前と比べグループや店舗も増え、各地で多くの男装ライブが開催される程、確実に勢いを増して来た【男装業界】
ファンとしては大変嬉しい事ではあるが、その分アーティスト達にとっては今まで以上の努力や活動の幅を広げ、切磋琢磨して行く時代となるだろう・・・
そんな時代の中、アーティスト達の支えになるのは、やはりファンの熱い声援である事は言うまでもない。
その声援を是非、会場で直接届けて頂きたいと切に願っている。
<<記事:男装ジャパン編集部 OZ>>