[ライブレポート]男装ユニット「恒星宇宙(クペイサー)」主催 【イケ☆フェス2018 Vol.1 & 2 ~AKIBAで輝く一等星~】
自らもリーダーとして活動している『瀬乃悠月』がプロデュースする、男装ユニット≪恒星宇宙(クペイサー)≫主催イベント、【イケ☆フェス2018 ~AKIBAで輝く一等星~】が3月11日に秋葉原COSMIC LABにて開催された。
その前日の3月10日に誕生日を迎えた瀬乃の生誕記念も兼ねたこのイベントは、
なんと全三部構成という実に「濃厚な」内容で行われた。
今回は、≪恒星宇宙(クペイサー)≫にとって最も長い日の「序章」、第一部の模様をお届けします!
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白き衣装に身を包んだ、輝かしい新星≪恒星宇宙(クペイサー)≫
まずは彼らの挨拶から始まった・・・と、いきなりのアクシデント!?
なんとグループ内のメガネキャラ、ミッキーこと「神田光貴」が、
メガネを掛け忘れてステージに上がった事をバラされる!
そんな失敗も笑いに変え、会場を和やかなムードに包み込む機転の早さからも、彼らの人柄が伺えた。
レッド担当、≪恒星宇宙(クペイサー)≫の
プロデューサー兼リーダーも担当する、しっかり者の「瀬乃悠月」
ブラック担当、ニヒルなイケメン。笑顔が素敵な「鳴上綺羅」
研修生とは思えない程の存在感「神田光貴」(研修生)
岩手からの愛らしい刺客「火野快飛」(研修生)
先が楽しみな最年少「真白侑馬」(研修生)
当日は不在だったが
イエロー担当、歌って踊れる炎のファイター「関口翔」
≪恒星宇宙(クペイサー)≫は、この六人の個性派メンバーで構成されている。
スタートして一番手を飾ったのは、この日が初ステージとなる、
≪MerCiel Corce≫
謎に包まれた二人のユニットが、初めてその正体を見せた!
天界生まれ、魔界育ちの堕天使「聖月シュウ」と、竜宮城の皇子「勝月蘭丸」
「大人になった魔法少年」をコンセプトにした、
妖艶なユニットを前に会場内は不思議な雰囲気に包まれて行った・・・
続いて登場したのは、
レッド「くらと」とヴァイオレット「せん」から成る、
≪仮面戦隊MASK≫
ヒーローをコンセプトとした、元気溢れる若手ユニット!
コンセプト通り、戦隊物や特撮物の誰もが知ってる曲を披露し、
幅広い年齢層を盛り上げた!!
3番手は『田中由姫』が手掛ける
「そこら辺にいそうな男の子」をコンセプトに置いた、
≪プライアディーズ≫
この日は、水色担当「平櫛拓海」と、赤担当「紅炎愛斗」の二名での出演。
コンセプト通り、確かにその辺にいそうなイケメンの二人!
MC中に見せる、少し「はにかんだ」笑顔はイケメンそのものだった。
会場が暗転し、怪しげな音楽と共に降臨したのは、
「男装ジャパン アンバサダー」としてもお馴染みの、
魔界の皇子≪千歳≫
髪を耳にかけ、いつもとは違う攻撃的な出で立ちで登場。
「自らの姫となるべく者を探すべく、
人間界に舞い降りたイケメン皇子」だが、MCでは
『ステージに立って目立った方が、自分から姫を探すよりも姫達から寄って来てくれる』
と言う不純な動機(?)を伝え、会場を大いに沸かせた!
続いては、一度聞けば耳に残る登場曲に乗って段上へ上がった
≪ウィズプラス≫
知性溢れる「雪斗」、
高身長の関西イケメン「大河」、
しっかり者のセクシーボイス「シンヤ」、
端正な顔立ちのムードメーカー「貴織」、
一番の若手で元気いっぱいな「太郎」の五人。
不在であった「一護」のお面を持ってステージに上がる等の、
顔が良いのに気の利いたジョークまで飛ばせる、まさに『イケメングループ』
一名足りないながらも、それを感じさせないパフォーマンスは流石だった!
そして、トリ前に登場したのは、
名古屋の男装パフォーマンスユニット
≪SPADES≫
愛知を中心に活動中。
そのパフォーマンスは歌や踊りに留まらず、お笑いや芝居、
その他にも幅広く活動の場を広げている注目ユニット。
学生服に似た衣装を身にまとい、見事なまでのステージパフォーマンスを繰り広げた。
「佐々木ソラ」、「五十嵐夏」、「鈴川彰」、「朝霧樹」、「桐山涼」、「高月圭」
『あなたの夢を叶えます』と切れの良いリズムに乗った自己紹介も印象的だった!
そして大トリを務めたのは、
もちろん今回主催の
≪恒星宇宙(クペイサー)≫
まだ二部三部と残っているのにも関わらず、初めから全力でのステージを見せる姿は、彼らのライブに対する意気込みが感じられる・・・
自分のステージまで随分時間があると言うのに、
リーダーの瀬乃は他出演者のステージ中に誕生日祝いのコメントをもらうと、
毎回の様に顔を出してリアクションを取っていた。
常に気を抜かない、まさに『プロ根性』。意識の高さを感じさせた!
その瀬乃が率いる≪恒星宇宙(クペイサー)≫に妥協は無い!!
ステージを大きく使い、統制の取れたフォーメーション。
そして歌いこまれた歌声からは、日頃の練習量の多さを物語っていた。
その場にいた全員がノレる様なキャッチーなメロディーの曲に、誰もが体を揺らしていた。
一部の全ステージ終了後、出演者全員が段上に登場。
一言ずつのコメントとお祝いの言葉を瀬乃に向け、
各グループ同士の仲の良さも垣間見えた。
イベントの最後に、瀬乃が放った言葉にその場にいた誰もが共感したのではないだろうか?
『男装のアーティストさんって、こんなにいるものなんですね』
確かにイケメン男装を一挙に集めて来たと言う表現も、間違いでは無い様な・・・
しかも、この後の二部では、秋葉原『ディアステージ』から≪閃光プラネタゲート≫までも合流すると言う、まさに夢のステージだった!!
一言で『男装アーティスト』と言っても、様々な者達がいる。
「イケメン」はもちろん、「かわいい系」や「コンセプト系」、「妖艶系」や「普通系」等・・・
他アーティストに比べ、男装と言うだけでも一握りしかいなかった者達が、今やバラエティに富んだ目覚ましい活動をおこなって来ている。
花開くのも後わずか・・・
その1ページ1ページを刻んで行くのが、今回の様なイベントやライブである。
この記事を読んだ皆さんも【歴史の生き証人】となるべく、男装イベントやライブに足を運んでみては如何でしょうか?
<<記事:男装ジャパン編集部 OZ>>