ミュージカル バイオハザード~ヴォイス・オブ・ガイヤ~柚希礼音囲み取材&公開ゲネプロレポート
「ミュージカル バイオハザード~ヴォイス・オブ・ガイヤ~」のゲネプロがマスコミと関係者に公開された。
主演は、元宝塚歌劇団星組トップスターの柚希礼音(ゆずき・れおん)。在団中は数々の演劇賞を受賞し、トップ中のトップと言われた超逸材。昨年(2015年)、宝塚歌劇団を華々しく退団。
そして今回、退団後初の主演ミュージカルの舞台に立つ。劇場の赤坂ACTシアターで、公開稽古の前にマスコミの取材に応えた柚希礼音は「お芝居をするというのはとても楽しい。役になって人前に出ることが好きなのだということを改めて思った」「バイオハザードと聞くと、終始戦っているのかと思われがちだが、この舞台作品は人間ドラマが描かれている。
最大の見せ場はラストシーン。それ以外では、ダンスですね。稽古中、毎日、全身が筋肉痛になるほど体を使っています」「バイオハザードのゲームも何度か挑戦しました。なかなかゾンビを倒すことができなかったので、ゲームのうまい友人がやっているのを見ながら、倒すところを代わってもらって倒しました!」と語った。
そんな柚希の役どころは、記憶を失いながらも、凛々しく、何事にも大胆不敵に立ち向かい、自らを探すリサ・マーチン。脇を固めるのは、横田栄司、渡辺大輔、平間壮一、吉野圭吾ら実力者が勢ぞろい。物語の舞台はアドリア海沿岸の城塞都市。人類存亡をかけ、血清を手に入れるためリサは戦う。原作が持つ壮大なスケール感はそのままに、歌、ダンス、アクション、そして芝居で魅了する。左右を前に張り出したステージは、スピード感あふれる殺陣のシーンなどで有効に使われ、ダイナミックなセットや、柚希とスペシャルダンサーのYOSHIEとのコラボダンスもこの作品の見どころ。この秋、最も注目されているミュージカルは、前評判通りの出来になっている。前売り券は残席数がわずかとなっているが、当日券が用意されている。
「ミュージカル バイオハザード~ヴォイス・オブ・ガイヤ~」は、10月12日まで赤坂ACTシアターで上演されており、11月11日~16日まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演される。チケットのお問合せは、梅田芸術劇場 (東京)0570-077-039 (大阪)06-6377-3800 まで。
公式HP: http://musical-BIOHAZARD.com